Columnスクールコラム
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1. 試験官目線の講師から技術を学ぶ
ネイリスト技能検定試験は技術がどれだけ上手かだけではなく、試験官がどのようなポイントでジャッジをしているのかも大切なポイントになります。
自己流の上達や経験談だけでの指導では、採点基準とのズレが生じやすくなります。
実際の試験では、細かな動作や仕上がりの印象、規定を守っているかなどが採点されます。
採点基準は公開されていますが、細かなポイントがありますので試験官目線を理解し、減点されやすいポイントや評価されるポイントを具体的に指導できる、試験官の経験がある現役の講師の存在は、合格への大きな鍵となります。
スクール選びの時には、経験豊富な講師が居るのかを必ずチェックをしましょう。
知識の多い講師に学ぶことは、合格への近道になります。 -
2. 要項を熟読しているか
試験要項は、全ての評価基準が記された最重要資料です。減点や失格事項も試験要項が全てになります。
万が一、どれにも当てはまらないことが試験当日に起きたとしても、減点や失格になることはなく次回の試験要項に反映されていきます。
だいたい理解しているという状態では、思わぬ減点や失格に繋がることもあります。
事前審査の時から、試験官は規定通りかをチェックしていますから、検定試験の始まりから終わりまで、注意が必要です。
使用禁止の用具溶剤や工程の内容など、記載されている細かな文言にも重要なポイントが示されています。
合格者の多くは、試験要項を熟読して内容を正確に理解しています。
技術の練習と同時に、要項の理解度を常に確認することが、確実な合格への土台となります。 -
3. 効率の良い手順か
検定試験は制限時間内に、指定された課題を仕上げることが一番重要です。
時間内に課題を全て仕上げられなかった場合は、タイムオーバーで失格になります。
完成させる為には、技術力だけでなく効率の良い手順が不可欠です。無駄な動きや迷いがあると、仕上がりが雑になったり時間不足に陥る原因に繋がります。
効率的な手順とは、単に早く動くことではなく、正確で安定した流れを作ることです。
また、試験によっては工程の手順が決められているものもあります。事前に手順を整理して、同じ流れで何度も練習することで、本番でも落ち着いて施術ができるようになります。
同じ動きはまとめて施術するなど、試験ならではの時間短縮のコツがありますので、講師にアドバイスをいただくと確実でしょう。 -
4. 減点・失格事項の確認はできているか
検定試験では、技術がどれだけ高くても、一つのミスで大きな減点や失格になることがあります。減点項目や失格項目を正しく把握していないと、知らずに違反していたという事態になりかねません。特に道具の扱い方や、工程の順序、使用禁止の用具溶剤については要注意です。
また、最近ではテーブルセッティングが規定に変わっていて、アームレストやペーパーのセッティング方法、認定モデルハンドの置き方など細かい決まりが増えていますから、古い知識のままで試験を受験するのは危険です。
減点・失格事項を把握したうえで、練習段階から常に意識をすることで、本番でのリスクを最小限に抑えることができます。
検定試験の試験官など経験豊富な講師に細かくチェックしてもらうのが安心でしょう。 -
5. テーブルセッティングは完璧か
テーブルセッティングは、施術のしやすさだけでなく清潔感や規定を守っているかを判断される重要なポイントです。
本番は、エメリーボードなどのファイル類は、ダストが付着していない新しいものを用意します。ウッドスティックは綺麗にファイルをして、ポリッシュなどが付着していないかをチェックします。ファイルたてなどにたまったダストは、綺麗に掃除しておきましょう。
そして、配置がみだれていると、無駄な動きが増えタイムロスに繋がることもあります。
規定通りにセッティングをして、さらに道具の長さや高さなどを考慮して、取り出しやすく収納しやすいように配置をします。
当スクールの講師達は、コンテストにも数多く出場し、時間内に仕上げるコツを沢山知っています。生徒様にはその知識を惜しみなくお伝えしています。
練習時から本番と同じセッティングを徹底することで、当日の緊張も軽減されます。 -
6. 手順は合っているか
検定試験では、仕上がりの結果だけではなく、施術の過程も見られています。
自己流で手順を省略したり、順番を変えたりすると、減点や失格の原因になる場合があります。
要項に沿った正しい手順を理解して、練習の時にも毎回同じ流れで行うことが重要です。
手順が身体に染みついていれば、本番でも焦らず安定した施術が可能になります。
決まりがない内容の場合は、得意不得意を明確にして性格にあわせて施術の順番を決めていきます。
何度も繰り返し練習を重ねて、本番までに流れをつかみましょう。
正確で効率の良い手順の反復こそが、合格への近道です。 -
7. 服装と髪型は適切か
検定試験では、ネイリストとしての意識や清潔感も評価対象になります。もちろん、服装は自由で制限はありませんが、作業の妨げになる服装は作品のクオリティをさげますし、髪型の規定を守らないと減点対象になります。
顔周りの髪の毛が、下がってこないかなどご自分の髪型をチェックしてみましょう。
そして、清潔で動きやすく規定に沿った髪型と、ネイリストらしい服装を事前に準備しましょう。
髪型は施術をするうえでとても重要で、適切な髪型にすることで視界がかわります。
おくれ毛などで作品を傷つけてしまうこともありますから、練習時から同じスタイルを心がけることで、当日の違和感やストレスを減らすことができます。 -
8. 体調管理
どれだけ万全な技術を身につけていても、体調が整っていなければ本来の実力を十分に発揮することはできません。
寝不足や食事の乱れ、無理な長時間の練習は、集中力や判断力を低下させ、普段ならしないミスを引き起こす原因になります。
特に検定試験直前は不安から新しいことを詰め込みがちですが、それがかえって負担になることも少なくありません。メンタルの安定は大変重要なポイントになります。
また、睡眠不足や食事の乱れは免疫力を低下させ、感染症に罹患するリスクも上がります。
試験直前は技術の確認に留め、十分な睡眠、バランスの良い食事、体調管理を最優先にしましょう。
安定したコンディションで落ち着いて試験に臨めることも、検定合格に欠かせない大切な準備の一つです。 -
9. 練習の仕方と時期は適切か
検定試験直前だけの集中的な練習では、技術は安定しません。本番までの期間や時期に合わせて、基礎・通し練習・時間管理と段階的に進めることが重要です。
また、ただ回数をかさねるのではなく、その日の課題を明確にした練習が必要です。意識をすることで、技術の向上や改善点に気づくことができます。
初期では、時間は意識をせずにクオリティを重視することが大切です。
本番に近づいたら、テーブルセッティングから姿勢まで本番同様に練習をすることで、失敗した時にどう修正するかを学ぶことができます。
正しい練習方法と計画的なスケジュールが、仕上がりの安定と自信につながります。 -
10. 合格ラインを把握しているか
検定試験で合格するためには、合格ラインを把握していることが大切です。
形のバランスやカラーリングのラインどり、表面の艶など磨きたい技術は沢山ありますが、どのくらいのクオリティを目指せばいいのかを知っておくと、本番も安心して受験に挑むことができます。
検定試験官の経験豊富な現役の講師は、そこをしっかりと把握していますから、レッスンでも的確な指導を受けられます。
合格基準を正しく理解し、どこまでできていれば合格なのか、どこが減点対象なのかを把握することで、練習の方向性が明確になります。
合格ラインを知ることは、効率よく合格を目指すための重要なポイントになります。
